どうも、龍青です。(twitter ryusei12157)
どうも。明治時代に生まれていたら、既に死んでいる可能性がある龍青です。
(明治時代の平均寿命は43歳くらい?)
40代に突入すると自分もそうですが、両親の健康状態が氣になる年代となります。
介護や入院となると、病気を患う本人も周りも大変…
親には育てて頂いたご恩があるので、子どもが世話をするのは当然の責務ですが、
殆どの人が「病気になって我が子に介護させてしまう事は苦痛」であるといいます。
僕がもし病気になったとしたら「介護をしてもらうのは絶対に嫌」です。
何故ならば、子どもの命といえる「時間」を自分のために使わせてしまうからです。
そんな時間があったら、自分自身の人生が向上するために時間を使って欲しい。
何か不慮の事故や生まれつきの障害などの場合は話は変わりますが、自分の不摂生が原因で子どもに迷惑をかけるのは嫌だと思うのです。
さて、前置きが長くなりましたが、今回のブログは「0円で始める事が出来る健康法第一弾」の「永久保存版シリーズです」
100年時代はハッピーな世の中か?
ある海外の研究によると2007年に日本で生まれた子どもの半数が「107歳より長く生きる」と推計されており、日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えるとされますが氣になるデータもあります…
厚生労働省のデータによると、近年「平均寿命」と「健康寿命」の差が徐々に拡がっているとされます。
※平均寿命とは、その年に生まれた子ども(0歳児)が 何年生きられるかを表した数値。 健康寿命とは、「健康上の問題で、日常生活が制限されることなく生活できる期間」のこと。つまり自立して、健康で生きられる期間
2013年のデータでは
男性の平均寿命80歳⇒健康寿命が71歳⇒その差は9年
女性の平均寿命86歳⇒健康寿命が74歳⇒その差は12年
データ上では、介護や支援などが必要になってから亡くなるまでに、男性では約9年、女性では約12年もの時間があることになります。
つまり、死ぬ前の9年~12年間自力で生きていく事が出来ず、もしかしたら寝返りをうつことも出来ず、天井のシミを数える人生になる可能性があるわけです。
因みに要介護者になる要因の上位は
1位「認知症」
2位「脳卒中」
3位「高齢による衰弱」
あとは、骨や関節、筋肉などの運動器の障害である「ロコモティブシンドローム」があげられます。
僕の爺ちゃんも92歳まで生きましたが、最後の8年くらいは寝たきりでした。
僕は東京在住で爺ちゃんは福岡に住んでいたので、頻繁にお見舞いには行けなかったのですが、最後に爺ちゃんをお見舞いに行った時の「一言」は今でも心に残っています。
もう耳も遠くなって「耳元に近づき大声で話さなければ伝わらないほど」でしたが、僕が近況を伝えた後に、爺ちゃんが「消え入りそうな声」で
「元氣で暮らせ、そして頑張れ」
「俺もまだ生きてる」
僕の目を「真っ直ぐに見ながら」そう言った爺ちゃん。
これが恐らく「爺ちゃんとの最後の会話」になる事が分かっていたので、
自分の方が辛いのに僕を励ましてくれる爺ちゃんの言葉に涙が止まりませんでした。
「生きてる」
もう寝返りも打つことも出来ない辛い状態で、「生きている」と希望の言葉を絞りだした爺ちゃんは凄いと思う。
でも、それと同時に、「最後まで元氣に過ごせてたら良かったのになぁ」と今でも思います。
爺ちゃんは寝たきりでしたが婆ちゃんは元氣で、最後は少し認知症の症状が進んでいたものの、最後まで自力で生活し、曾孫にまで出会う事が出来て自宅で安らかに息を引き取りました。
婆ちゃんは本当に爺ちゃんの事が大好きで、爺ちゃんの事はよく話していましたし、自分が亡くなる数日前に「爺ちゃんがお迎えに来る」というような事を母に言っていたそうです。不思議ですが…
爺ちゃんと婆ちゃんの対照的な終末期の過ごし方が、僕が健康に氣をつけるようになった要因の一つなのは間違いありません。
ウォーキングの大切さ
さて、本題の「0円で出来る健康法第一弾ですが」当たり前といえば当たり前ですが、ウォーキングです。
でもウォーキングが大切だと皆知っているのに毎日継続出来ている人は少ないように思います。
人間は動物である以上、運動しなければオーガニック食材などを仕入れたり、食事に氣をつけていても真の意味で健康になることはありません。
ここは真面目にキモに命じて欲しいところです。
因みに運動をすることで脳の働きがアップするという論文も多々あるため、
認知症対策にも運動は有効です。
2016年のアリゾナ大学の人類学者デビッド・ライクレン氏の調査では、
タンザニアで狩猟生活を送る民族の運動量は「ズバ抜けて高く」先進国平均の14.8倍もあり、60歳を超えた初老の方々でも18歳と同じくらい体を動かしていたそうです。
勿論健康状態も良好。
更にカールスルーエ工科大学の研究チームによると、
ウォーキング行うことで、コレステロールや血圧が下がり、体重も減るのは当然として、ストレスがかなり改善されるとされます。
WHOが2014年に行った調査でも、過去の研究から28万人分ものデータを集め
ウォーキング程度の運動で「どこまで健康になれるかの調査」があります。
それによると、1日20~30分、一週間の合計150分程度の運動を行う事で、運動不足の人に比べて「早く死ぬ確率が11%も減る」とのことです。
また、毎日10分ほどウォーキングする人は、慢性の腰痛、関節の痛などの痛みが軽減されるというデータもあります。
なので、歩く事は間違いなく体によいので、生活に取り入れましょう。
どれくらい歩けばいいの?
厚生労働省などは、8000~10000歩のウォーキングを推奨していますが、僕個人としては、
「歩数って数えるの面倒くさい」
「万歩計もなんかしんどい」
と思ってしまうタイプなので、20~30分を目安に個人的に無理なく継続出来るレベルで続けて行く方が良いと思います。
「どれくらいの歩数が良い」という科学的根拠も乏しいですし、ウォーキングコースが山道なのかコンクリートなのか、坂が多いかなど環境によっても違うと思うので。
なので、歩ける人は1時間~2時間歩いても良いのではないでしょうか?
あくまでも自身の体と相談して無理なく継続してください。
病気になると金もかかる
最後に「病気になるとお金がかかりまっせ」という話。
主に医療費と介護費の二種類のお金が発生します。
① 医療費
厚生労働省によると、一人が一生に使う医療費総額は2,700万円で、半分以上は65歳以降にかかるとも言われます。つまり、老後の医療費は約1,300万円程度となります。
実際には、医療費は健康保険などのを使えば、自己負担分は1〜3割程度となりますが、1割としても130万円、3割ならば、400万円なので決して少ない額ではありません。
② 介護費
生命保険文化センター(2018年)によると、介護費用は全国平均で月額7万8千円、一時的な費用の平均は69万円、介護期間の平均は4年7カ月とのことです。
そうすると、介護費用として1人あたりおおよそ500万円程度が必要
二つを合わせると630万円~900万円ですよ。。。
これだけの貯金が最低でも必要なわけですが、
極端にいえば、病気にならずに医療のお世話にならなければ630万円~900万円のお金が浮くわけです。
それだけのお金を病気なんぞにもっていかれるよりは、
「口の中でとろける高級寿司」や、生でそのまま「まるかじり」するだけで「甘くて美味しい~絶品オーガニック野菜」を食べたり、体も心もリラックス出来る自然の川と一体となっているような温泉入り、のんびり「愛する人と笑顔で楽しく生活」したほうが、お金の使い方として有意義なのは間違いありません。
そのためにも、今から「0円で出来る健康法」をしっかりと実践しましょう。
そのような投資が実は「老後の節約に大きく貢献」するのですから。
最後に健康の大切さがわかる有名な1分動画を
まとめ
・介護や入院となると、病気を患う本人も周りも大変
・100年寿命が延びる事よりもどのように終末期を過ごしたかが大事
・健康寿命と平均寿命の格差は広がっている
・ウォーキングは真面目に超重要
・狩猟生活を送る民族の運動量は60歳を超えた初老の方々でもズバ抜けて高い
・ウォーキングは「ストレスがかなり改善」される
・ウォーキングで早死にの確率が11%も減る
・毎日10分ほどウォーキングする人は、痛みが軽減される可能性がある
・病気は金がかかる。そんな投資をするぐらいなら美味しいものを食べたい
次回もお楽しみに。
龍青
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