・メイクをしたくても、皮膚が弱く出来ない
・春は好きだけど、花粉症で鼻水が止まらない
・朝起きたら、既に死にたいくらい落ち込んでいる
・夜になるとネガティブ
・すぐに風邪をひく
・ガン・糖尿病・心疾患・脳血管疾患・高血圧や膠原病などの疾患
実はこのような症状には腸内環境が大きく関係しているとされます。
腸内環境を改善することで、完全に治らなくても「治療に有利になる可能性が極めて高い」です。
「腸内環境の改善」には年々注目が集まっているため、「乳酸菌入り○○」などの商品も増えてきましたよね。
今回の記事は、大手メーカーの「ありきたりな腸内環境改善の記事」とは違う視点で書いてみようと思います。
腸内環境の改善ポイント
腸内環境を改善するポイントとして考えられるのは
① 腸内フローラのバランスを整える
② 大腸の変形を改善
このような事が考えられると思います。
この2つは密接に関係しているので分けて考えなくても良いのですが、
全部書くと「とんでもない長文」になってしまうので、今回は「大腸の変形」について書いてみたいと思います。
こちらの画像をご覧ください。
これはノーマン・W・ウォーカー博士の著書である「大腸をキレイにすれば病気にならない」から抜粋させて頂いたものですが、このように現代人は大腸の変形が多いとされます。
久里浜医療センターでは6000人の腸管形態をスケッチしたところ「ねじれた腸管」があまりにも多い現状を伝えていますが、読者の皆様の中には腸内が歪んでいる人がいるかも?
そして、ウォーカー博士は上記のように大腸の汚れや歪みが様々な疾患に繋がる事を説いています。
「腸と心臓が何の関係があるの?」
「そんなバカな」
「胡散臭い」
そのように思う方もいるかと思いますが、ファスティングや腸内洗浄により腸内環境を改善したところ、糖尿病・高血圧・花粉症・アトピー・アレルギー・ガン・心疾患など様々な現代病の改善例があることは事実なのです。
科学的な根拠も大事ですが、「実際に治っている事実」に焦点を当てることが大事ではないでしょうか?
様々な臨床結果や体験談に基づく話は「信憑性は高い」と感じていますし、僕個人もファスティングを何度も体験するなかで、大腸がキレイになることによる体質や体調の改善は感じています。
腸が変形する原因
腸がねじれたり歪む原因は、主に2つ
① 過食
② 動物性タンパク質など未消化になりやすい食材を摂りすぎ
ようするに、食べすぎです。
この2つの原因により「腸内に排出されない老廃物や便」が滞る事で「滞っている部位が変形」してしまっているのです。
なので、便秘がいかに恐ろしい病気であり、排泄が大切かという事。
覚えておいて欲しい排便の鉄則を発表します。
「出ていないのに食べてはいけない」
ギュウギュウに詰まっている満員電車に乗客は乗れません。
僕が重たくて大きいキャリーを運びながら、出張で全国を飛び回っていた頃の話。
駅のフォームで電車を待つ
満員電車の到着
「まじか~乗れるかな~、まぁ少しは降りるから乗れるだろう」
「げっ」
「1人も降りない。」
「キャリーがあるから乗れない。。。」
過ぎ去る電車。
それを2回も繰り返す…
あの時の絶望感はハンパ無かったです。
つまり何が言いたいかと言うと「何ごとも出る事が先」なのです。だから「出入り口」という事はあっても「入り出口」とは言わないですよね。
戦前の日本では「便が出るまでは朝食を食べさせない家庭もあった」と以前取材した医師の方が教えて頂きました。
「いやいやいや!食べるから便意をもよおすのではないですか~」
と、朝食や昼食を食べた事により「便意をもよおす」経験は誰しもあるとは思いますが、実はそのような排出では不十分で、排便があったとしても滞っている便が大腸内にある可能性が高いのです。
具体的な腸内環境の改善方法
人間の体は空腹時になると、モチリンという蠕動運動を促進させるホルモンが出ます。
これはカナダのブラウン博士が1971年に発見しました。
コーヒーを飲んだら便意をもよおした経験がある人はいますか?
特に空腹で飲むとそのような作用が起こる場合がありますが、それはコーヒーに含まれている成分が「モチリンの分泌を促すから」だとされます。
モチリンは空腹を感じてから8時間で分泌されますが、それでも便意をもよおさない人は胃酸が過剰に出ていたり、普段の過食が原因で胃腸がかなり弱っている人です。
なので、今回お伝えしたい改善方法は、1にも2にも食べる量を減らすこと。
特に1日3食しっかり食べている人はかなり危ないので、1日2食から1食にすることをオススメします。
少食の恩恵はまた別の記事で書かせて頂きますが、とにかく腸内を休ませてあげて、滞る便を排出させる事が重要。
食べないと便が出ないという人は、排出力が弱まっているのですが、これも継続して少食やファスティングを行うと改善されます。
また、ファスティングは「難しいし大変」という方は腸内洗浄療法士などプロの方に腸内洗浄をやって貰うのも1つの方法かと思います。
普段食べるべきものは
ファスティングや腸内洗浄を行っても、また肉食を中心の食生活や揚げもの、炒めものなど腸内に滞りやすいものを食べていては直ぐに腸内環境は悪化します。
やはり大切なのは普段の食生活。
では普段何を食べれば良いのか?
それはローフードを基本にすることです。
ローフードとは加熱されていない、生の食べ物の事です。
サラダや果実などを中心の食べ物は、酵素がタップリ含まれるため消化にもよく、食物繊維も豊富で大腸の掃除にも良いです。
全体の食べる量の「7割がローフード」「3割を加熱食」が理想とされますが、
中々ハードルが高いと思いますので、まずは「5分5分程度」を目指して意識してみては如何でしょうか?」
僕は朝ご飯は食べずに、お昼をローフード中心。夜は特に氣にず好きなものを食べる。というスタンスです。
それぞれのライフスタイルに合わせて工夫してみてください。
また、ローフードを食べる時は、農薬に汚染されていないものを摂る事を心がけてくださいね。
「腹八分目で医者いらず、腹六分目で老いを忘れる」
これはある意味、健康の基礎でありながら真髄かなと思います。
まとめ
・様々な疾患や症状には腸内環境が大きく関係している
・現代人は腸が変形している可能性がある
・腸内環境を改善したところ、現代病の改善例があることは事実
・現代人は食べすぎている
・ローフードを中心として食生活を
完璧にやる必要はありませんから、意識して少しづつ取り入れて見てください。
また少食の記事なども書かせて頂きますのでお楽しみに
龍青
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